マウス感度変換
変換結果
ゲーム間のマウス感度変換について
異なるゲーム間でマウス感度を統一することは、エイム感覚を一貫して維持するために非常に重要です。ここでは、主要なFPS・TPSゲーム間の感度変換係数と計算方法について詳しく解説します。
主要ゲームの感度変換係数一覧
ゲーム | 変換係数 | FOV影響 | 基準感度例(800DPI) | 振り向き距離(cm/360°) |
---|---|---|---|---|
VALORANT | 1.0 | なし | 0.4 | 34.29 |
CS:GO | 3.18 | なし | 1.2 | 36.04 |
Apex Legends | 1.0 | あり(FOV依存) | 1.5 | 22.86 |
Overwatch | 3.33 | なし | 5.0 | 22.86 |
Fortnite | 0.5555 | なし | 8.0 | 28.58 |
PUBG | 2.22 | あり(FOV依存) | 32.0 | 25.72 |
Rainbow Six Siege | 3.83 | なし | 10.0 | 11.43 |
Call of Duty | 2.25 | あり(FOV依存) | 6.0 | 21.43 |
Battlefield | 1.2 | あり(FOV依存) | 7.0 | 19.59 |
Destiny 2 | 1.6 | なし | 8.0 | 17.14 |
マウス感度変換の基本計算式
変換先感度 = 変換元感度 × (変換元ゲーム係数 ÷ 変換先ゲーム係数) × (変換元DPI ÷ 変換先DPI)
例えば、VALORANTの感度0.4(800DPI)をCS:GOに変換する場合:
CS:GO感度 = 0.4 × (1.0 ÷ 3.18) × (800 ÷ 800) = 0.126
FOVを考慮した感度変換
一部のゲームでは、FOV(視野角)設定が感度に影響します。FOVを考慮した計算式は以下の通りです:
FOV補正係数 = tan(変換先FOV × π/360) ÷ tan(変換元FOV × π/360)
変換先感度 = 基本変換感度 × FOV補正係数
例えば、Apex Legends(FOV 110)の感度1.5を、PUBG(FOV 90)に変換する場合:
基本変換感度 = 1.5 × (1.0 ÷ 2.22) × (800 ÷ 800) = 0.676
FOV補正係数 = tan(90 × π/360) ÷ tan(110 × π/360) = 0.839
PUBG感度 = 0.676 × 0.839 = 0.567
cm/360°(振り向き距離)の計算
振り向き距離は、マウスを何cm動かすと画面上で360度回転するかを表す指標です。計算式は以下の通りです:
cm/360° = (360 × 2.54) ÷ (感度 × ゲーム係数 × DPI)
例えば、VALORANTの感度0.4(800DPI)の場合:
cm/360° = (360 × 2.54) ÷ (0.4 × 1.0 × 800) = 34.29cm
プロゲーマーの感度傾向
プロゲーマーの多くは、ゲームによって異なる感度傾向があります:
- タクティカルFPS(VALORANT、CS:GO):低感度(25cm~40cm/360°)が主流で、正確なエイムを重視
- 高速FPS(Apex Legends、Overwatch):中感度(15cm~25cm/360°)が主流で、素早い動きと正確性のバランスを重視
- バトルロイヤル(Fortnite、PUBG):ゲーム内での建築や長距離戦闘に応じて、中~低感度(20cm~35cm/360°)が主流
感度選びのポイント
自分に合った感度を見つけるためのポイントは以下の通りです:
- マウスパッドのサイズに合わせた感度を選ぶ
- プレイスタイル(アグレッシブ/パッシブ)に合わせて調整する
- 腕全体で動かすアームエイム(低感度)か、手首だけで動かすリストエイム(高感度)かを決める
- 複数のゲームをプレイする場合は、振り向き距離(cm/360°)を統一すると筋肉記憶が維持しやすい
- 感度を変更した場合は、エイムトレーニングで慣れる時間を取る