mlとgの変換ツール
このツールを使用すると、様々な食品のミリリットル(ml)とグラム(g)を簡単に変換できます。食品によって密度が異なるため、同じ体積でも重さは変わります。
よく使う計量の目安
※ 計算結果は一般的な密度に基づいた目安です。温度や状態によって実際の値は異なる場合があります。
※ 計量スプーンや計量カップは、すりきりの状態を基準にしています。
よく使う食品のmlとg換算表
食品 | 密度 (g/ml) | 小さじ1 (5ml) | 大さじ1 (15ml) | 1カップ (200ml) |
---|---|---|---|---|
水 | 1.00 | 5g | 15g | 200g |
しょうゆ | 1.18 | 5.9g | 17.7g | 236g |
油 | 0.90 | 4.5g | 13.5g | 180g |
砂糖(上白糖) | 0.65 | 3.25g | 9.75g | 130g |
小麦粉 | 0.55 | 2.75g | 8.25g | 110g |
食塩 | 1.20 | 6g | 18g | 240g |
はちみつ | 1.40 | 7g | 21g | 280g |
牛乳 | 1.03 | 5.15g | 15.45g | 206g |
マヨネーズ | 0.95 | 4.75g | 14.25g | 190g |
みそ | 1.15 | 5.75g | 17.25g | 230g |
mlとgの変換について
ミリリットル(ml)とグラム(g)は異なる単位です。mlは体積の単位、gは重さの単位です。これらの間の変換には、食品の密度が関係します。
基本的な変換公式
- mlからgへの変換: g = ml × 密度(g/ml)
- gからmlへの変換: ml = g ÷ 密度(g/ml)
密度について
密度とは、物質の単位体積あたりの質量を表します。水の密度は約1.0 g/mlで、これが基準となります。
- 密度が1.0より大きい食品(例:はちみつ、しょうゆ)は、同じ体積でも水より重くなります。
- 密度が1.0より小さい食品(例:油、小麦粉)は、同じ体積でも水より軽くなります。
計量スプーンとカップの標準
日本の一般的な計量器具の容量は以下の通りです:
- 小さじ1 = 5ml
- 大さじ1 = 15ml(小さじ3杯分)
- 1カップ = 200ml(大さじ約13杯分)
変換の注意点
- 同じ食品でも、温度や状態(例:固まり具合、空気の含有量)によって密度が変わることがあります。
- 粉類は、ふるいにかけたか、押し固めたかによって体積が変わります。
- 計量の際は、すりきりの状態(容器の縁に平らになるよう余分を取り除いた状態)を基準にしています。
実用的な変換例
レシピで「砂糖大さじ2」とある場合:
- 大さじ1 = 15ml
- 大さじ2 = 30ml
- 砂糖の密度 = 約0.65 g/ml
- 重さに換算: 30ml × 0.65 g/ml = 19.5g
つまり、「砂糖大さじ2」は約19.5gということになります。
実践的なヒント
- レシピを正確に再現するには、指定された計量方法(mlかgか)に従うのが最も確実です。
- 家庭での調理では、多少の誤差は味にほとんど影響しないことが多いですが、製菓など精密さが求められる場合は、計量器を使用することをおすすめします。
- 慣れてくると、目分量でも大体の量がわかるようになりますが、初めての料理の場合は計量することをおすすめします。