kPa⇔mmHg変換(キロパスカル・水銀柱ミリメートル)

kPa ⇔ mmHg 変換

キロパスカル(kPa)と水銀柱ミリメートル(mmHg)の間で圧力単位を簡単に変換できます。

変換係数:

  • 1kPa = 7.50062mmHg
  • 1mmHg = 0.133322kPa

kPaとmmHgの変換表

kPa mmHg
0.01 0.0750
0.1 0.7501
1 7.5006
5 37.5031
10 75.0062
15 112.5093
20 150.0124
50 375.0310
100 750.0620
101.325 760.0000

mmHgからkPaへの変換表

mmHg kPa
1 0.1333
5 0.6666
10 1.3332
50 6.6661
100 13.3322
150 19.9983
200 26.6644
500 66.6610
760 101.3250
1000 133.3220

kPaとmmHgの変換について

単位の説明

キロパスカル (kPa):国際単位系(SI)の圧力単位です。1パスカル(Pa)は1平方メートルあたり1ニュートンの力を表し、キロパスカルは1000パスカルに相当します。

水銀柱ミリメートル (mmHg):0℃における水銀の1ミリメートルの高さが作り出す圧力を表します。医療分野や気象学でよく使用されます。トル(Torr)とほぼ同じ値です。

変換方法と公式

kPaからmmHgへの変換:

mmHg = kPa × 7.50062

mmHgからkPaへの変換:

kPa = mmHg × 0.133322

変換の背景

これらの変換係数は、物理的な定義に基づいています。1標準大気圧は760 mmHgまたは101.325 kPaと定義されています。この関係から、変換係数が導き出されます。

使用例

例1: 血圧計の読み取り値が120 mmHgの場合、これは約16.00 kPaに相当します(120 × 0.133322 = 16.00)。

例2: 気象予報で気圧が101.3 kPaと報告された場合、これは約760 mmHg(標準大気圧)に相当します(101.3 × 7.50062 ≈ 760)。

注意点

医療機器や科学実験では、使用する圧力単位が異なる場合があります。正確な変換は重要で、特に医療分野では誤差が重大な結果を招く可能性があります。

また、mmHgは温度によって値が変わるため、標準的には0℃での値を使用します。一部の文献では、異なる温度条件下での値を使用している場合があるため注意が必要です。

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