自転車ギア比計算:効率的な走行を実現

自転車ギア比計算

ギア比

フロントギア歯数 ÷ リアギア歯数

進行距離 (1回転)

ギア比 × タイヤ外周長

速度

進行距離 × ケイデンス × 60 ÷ 1000

ギア比が大きい場合

  • ペダルが重たい(強い力で漕ぐ必要がある)
  • ペダル1回転で進む距離が長い
  • 速度を出しやすい
  • 平坦な道や下り坂に適している

ギア比が小さい場合

  • ペダルが軽い(軽い力で漕げる)
  • ペダル1回転で進む距離は短い
  • 上り坂に適している
  • 速度が出しにくい

参考ギア比

自転車タイプ 一般的なギア比
シティサイクル(変速なし) 2.3前後
ロードバイク(最高速) 4.5〜5.0
ロードバイク(登坂用) 1.0〜1.5
マウンテンバイク(最低速) 0.7〜1.0

自転車のギア比とは

自転車のギア比とは、フロントギア(チェーンリング)の歯数をリアギア(スプロケット)の歯数で割った値です。この数値は、ペダルを1回転させたときに後輪が何回転するかを表しています。例えば、ギア比が2.0の場合、ペダルを1回転させると後輪が2回転することを意味します。

ギア比は自転車の走行特性に大きく影響します。ギア比が大きいほど、1回のペダル回転で進む距離が長くなり、高速走行に適しています。一方、ギア比が小さいほど、ペダルが軽くなり、坂道の登りなどに適しています。

また、ギア比に車輪の外周長を掛けることで、ペダル1回転あたりの進行距離(GD値)を計算することができます。さらに、ケイデンス(1分間のペダル回転数)を考慮することで、走行速度を推定することも可能です。

自転車ギア比計算の使い方

Step 1

フロントギアの歯数を入力します。一般的なシティサイクルでは32〜38T、ロードバイクでは50〜53T(大きいチェーンリング)や34〜39T(小さいチェーンリング)が使われています。

Step 2

リアギアの歯数を入力します。一般的なシティサイクルでは14〜18T、ロードバイクでは11〜32Tの範囲で複数のギアが使われています。

Step 3

タイヤサイズを選択します。自転車のタイヤサイズによって外周長が異なり、進行距離の計算に影響します。お使いの自転車のタイヤサイズに最も近いものを選びましょう。

Step 4

ケイデンス(1分間のペダル回転数)を入力します。一般的には60〜100rpmの範囲で、平均的なサイクリストは90rpm前後で走行します。

Step 5

「計算する」ボタンをクリックすると、ギア比、1回転あたりの進行距離、および推定速度が表示されます。結果を参考に、自分の走行スタイルや体力に合ったギア選びができます。

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