B5からA4への拡大倍率計算|JIS B5とISO B5を区別
A4は210×297 mmです。日本で一般的なJIS B5は182×257 mm、国際規格ISO B5は176×250 mmなので、短辺と長辺の倍率を別々に計算します。
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複合機、PDF印刷、原稿スキャンの倍率設定
JIS B5とISO B5で仕上がりが変わる
日本の学校書類や社内帳票で見かけるB5は、多くの場合182×257 mmのJIS B5です。一方、海外資料や輸入ノートでは176×250 mmのISO B5が使われることがあり、同じ「B5」でもA4へ拡大したときの余白が変わります。原稿を定規で測るか、PDFのページ情報を確認してから規格を選ぶと取り違えを防げます。
A4とB5は縦横比が完全には一致しません。縦横比を保って全体を収めると一方向に細い余白が残り、用紙全体を埋める設定では反対方向の端が切れます。文字や押印欄を残したい帳票は「収める」、写真や塗り足しのある原稿は「覆う」を起点に考えると目的を決めやすくなります。
短辺と長辺から倍率を決める
A4は210×297 mmです。日本で一般的なJIS B5は182×257 mm、国際規格ISO B5は176×250 mmなので、短辺と長辺の倍率を別々に計算します。
JIS B5からA4へ縦横比を保って全体を収める倍率は短辺側約115.38%で、一般設定は115%が目安です
複合機とPDF印刷で倍率を合わせる
複合機では「自動倍率」「用紙に合わせる」「倍率指定」が別の機能になっていることがあります。自動倍率は機器が読み取った原稿領域を基準にするため、ガラス面の置き方や白い余白によって数値指定と違う結果になる場合があります。定型帳票は倍率を数値で固定し、最初の一枚で外枠と文字位置を確認すると安定します。
PDF印刷では、プリンタードライバーと閲覧ソフトの両方に拡大縮小設定があると二重に倍率が掛かることがあります。「実際のサイズ」「ページに合わせる」のどちらを使ったかを一か所だけで管理し、プレビューの用紙サイズもA4になっているか確認してください。綴じ代が必要な資料は、全面を埋めるより余白を残す配置が扱いやすいことがあります。
文字切れと余白を避ける判断
縦横比が完全一致しないため、収めると余白、全面を覆うと端の切れが生じます。
機器が整数%のみなら収める用途は切り捨て側、塗り足し用途は試し刷りで調整します。JIS B5とISO B5の選択、縦横入替、115%と116%を比較します
よくある質問
JIS B5かISO B5かを見分けるには?
JIS B5は182×257 mm、ISO B5は176×250 mmです。紙を実測するか、PDFなら文書のプロパティに表示されるページ寸法を確認します。
コピー機の115%と116%はどちらがよいですか?
JIS B5をA4に全体表示するなら115%が安全側です。116%ではわずかに大きくなるため、原稿の端に文字がある場合は試し刷りで欠けを確認します。
横向きのB5原稿でも同じ倍率ですか?
用紙自体を90度回すだけなら辺の比率は同じです。ただし複合機の自動回転や綴じ代設定が加わると配置が変わるため、プレビューを確認します。
余白なしでA4全面に印刷できますか?
倍率を大きくすれば用紙を覆えますが、B5とA4の縦横比の差だけ端が切れます。さらにプリンターに印刷不可領域がある場合は、フチなし対応の有無も確認が必要です。
参考資料
最終更新日: 2026/08/10